あなたのこころ

こんにちは、三六九堂の志岐です。

 

みなさまご機嫌いかがでしょうか？

 

 

10歳の長男が4年生の終業式の時に

定年で退任される担任の先生から

相田みつをのひめくりカレンダーをもらってきました。

 

 

それをトイレの中にかけているのですが、

しばらく誰もめくることなく放置されているのにふと気づき、

「5日」にめくってみると以下のお言葉が。

 

 

 

 

このみつを先生のお言葉を素直に捉えると、

 

目に映るものを

あるがままに捉えることができたらいいよねぇ～

 

ってとこでしょうか？

 

 

でも実は、にんげんって奴は

目に映るものをあるがままに捉えることが

なかなか出来ないんです。

 

 

なぜなら必ずと言っていいほど

そこに何かしらの「思考」が乗っかってしまうからです。

 

 

先程のお言葉を別の視点で見てみると、

この世に「うつくしいもの」はありません。

 

 

は？何言ってんの？

 

って感じですか？笑

 

 

いくらでもこの世界には

花や女性や庭園やアートやあれやこれや

いくらでも「うつくしいもの」はあるじゃないか！

 

って思いますよね。

 

 

でも実際は、

花は花で

女性は女性で

庭園は庭園で

アートはアートで

あれやこれやはあれやこれやで

それ以上でもそれ以下でもありません。

 

そこに「うつくしい」はありません。

 

実際には

 

「うつくしい」と感じる「こころ」が在るのです。

 

「うつくしいもの」が在るから「うつくしい」と感じるのではありません。

 

「うつくしい」と感じる「こころ」がなければ、

花も女性も庭園もアートもあれやこれもただの「それ」です。

 

つまり

あなたの「こころ（内側）」が目の前の世界を映し出しています。

 

すべては「こころ」の中に在るのです。

 

 

「痛み」も同じです。

 

辛い痛み、苦しい痛み、というものは本当は在りません。

 

「痛み」はただ「痛み」であって

「辛い」とか「苦しい」というのは

そのように捉えている「こころ（内側）」が在るのです。

 

 

そのカラクリに気づくことが出来れば

痛みは痛みとして存在していますが、

痛みの「苦しみ」からは解放されます。

 

 

辛くて苦しくてどうしようもないと感じている方は

是非ご自身をよ～く観察してみてくださいね。

 

 

この世界は私たちの願望など一切お構いなく

起きることが起こるべくして起きている世界です。

 

 

「自分」という個別の存在を信じている私たちに

やれることは実は何もありません。

 

 

ただこの世界は

あなたの「こころ」の中にあり、

あなたの「こころ」が反映されてできていますから、

 

起きることは変えられなくても

それをどう受け止めるかは

あなたが決められます。

 

 

あなた自身がどう捉えるかによって

この世界は美しくも醜くもどうとでも変化するのです。

 

 

さて、あなたは今日からこの世界を

どのように捉えますか？

 

 

それでは今日も一日ご機嫌で！