どうなりたいの？

こんにちは、

CS60代々木上原 三六九堂の志岐です。

 

今日と明日は

 

「どうなりたいの？」と

「どうありたいの？」の

 

違いについてお話しします。

 

 

まず「どうなりたいの？」

 

という質問に対して

 

・サッカー選手になりたい

・歌手になりたい

・医者になりたい

・社長になりたい

・YouTuberになりたい　etc

 

このように

子どもの純粋無垢で無邪気な

夢や希望であれば

どんなに抱いても

何ら問題はありません

 

しかし

 

・お金持ちになりたい

・健康になりたい

・若返りたい

・痩せたい

・悟りたい　etc

 

このような大人の願望となると

ちょっと様子が違ってきます

 

これら顕在意識の願いは

潜在意識では以下のように

言い換えられます

 

（ちなみに引き寄せの法則では

以下の思考が引き寄せられます）

 

・今、お金がない

・今、健康じゃない

・今、若くない

・今、痩せてない

・今、悟ってない

 

つまり、いつか先の未来に

お金、健康、若さ、スリムな体、悟りを

手に入れることができれば幸せになれる

 

またはこれらを

手に入れることができなければ

幸せになれない

 

”条件付きの幸せ”という

思考パターンが強化されます

 

それと同時に

今のあるがままの自分では

不完全・不満足・ダメな人間

という「無い無い尽くし」の

思考パターンも強化されます

 

そして

あるがままの現実への「抵抗」と

理想の未来への「執着」が生じます

 

その結果

意識は今ここを蔑ろにして

常に理想の未来を追い求める

「未来思考」が定着します

 

これこそが苦しみのメカニズムです

 

 

なぜ現代人が

このような思考の罠に陥るかというと

 

私たちは生まれてからずっと

家庭、学校、社会、国、世界という

目に見えない実存しない幻影から

 

常に上に上に、前に前に

 

成長し続けねばならない

成長し続けるべき

成長しなきゃ

 

という圧をかけ続けられているからです

 

親からは

うちの子たるものこうあるべき

 

先生からは

生徒たるものこうあるべき

 

会社からは

新入社員たるものこうあるべき

先輩社員たるものこう…

上司たるものこう…

経営者たるものこう…

 

社会、国、世界からは

男たるもの女たるものこう…

社会人たるものこう…

納税者たるもの…

有権者たるもの…

日本人たるもの…

 

どんな立場、環境、境遇であっても

常に何かしらの「べきねば思考」を

植え付けられています

 

この「べきねば思考」を心の奥底で

頑なに握りしめていればいるほど

どうなるかというと

 

あるがままの現実は

それに反することが平気で起きるので

その度に葛藤が生じて苦しみます

 

ですから

私たちが未来思考でいる限り

永遠に幸せにはなれない

ということです

 

ではどうしたらいいのか？

 

明日は

「どうありたいの？」について

お話ししたいと思います。

 

それでは今日も一日

心と体に労いと感謝を

ごきげんよう

 

かんながら