なかなか手放せない理由②

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なかなか手放せない理由②

2024/09/14 なかなか手放せない理由②

こんにちは。

CS60代々木上原 三六九堂の志岐です。

 

昨日はなかなか抵抗・執着を手放せない理由①として

 

・そもそも自分が何に抵抗して、何に執着しているのかに気づいていない

・どんなビリーフシステム(べきねば)に支配されているのかに気づいていない

 

よって手放す対象そのものがわからないので手放せない

ということをお伝えしました。

 

 

人間というのは、他人が何に抵抗して、何に執着しているのかはわかったり感じたり見えたりするものですが、自分のこととなると全くわからなくなってしまいます。

 

私も未だに自分の事はわからないし、なかなか一人では気づけません笑

 

だからこそ他人という鏡がこの世には存在しています。

 

ですので他人の言動に対して反応している自分を観察すると、何に抵抗していて、何に執着しているのか?

またどんなビリーフシステム(べきねば)を大切に握り締めているのか?に気づけるようになっていきます。

 

そこで今日の本題ですが、昨日のお話会の感想の中にもありましたが、自分のビリーフシステム(べきねば)には気づいたが未だに手放せない、という新たな問題が生じます。

 

気づいてはいるのに手放せないのは何故でしょうか?

 

これは「手放す」という言葉にヒントがあります。

 

「手放す」という言葉は動詞です。

つまり積極的な行為です。

 

「皆さん、抵抗と執着を手放しましょう!」

「そうか!手放せば楽になれるんだぁ」

 

そう学んで積極的に手放そうとすると、

手放すことを頑張ろうとし始めます。

そして手放すことをコントロールし始めます。

 

でも本来の「手放す」とは、人の行為によって起こすものではなく、自然に起きるものです。

 

気がついたら自然と「手放されていた」というのが本来の「手放す」の在り方です。

 

ですので手放すことをコントロールしようとすればするほど、手放せないというパラドックスが起きてしまうのです。

 

あーめんどくさ笑

 

さらに厄介なことは、エゴはこの「手放す」を巧妙に「手放さなければならない」に変換して、新たなビリーフシステムとして潜在意識にインストールします。(やめてー!)

 

これは本当に厄介です。

 

そして「せっかく手放すことを教わったのにまだ手放せてない」

という”手放せない沼”にハマり、セミナージプシーとなります。

一回この沼にハマるとなかなか抜け出せません。(体験済)

実に困ったもんです。

 

ということで今日のまとめ

なかなか抵抗・執着を手放せない理由

①そもそも何に抵抗して、何に執着しているのかに気づいていないから(何を手放していいのかがわからない)

②ビリーフシステムに気づいても手放せないのは、本来「手放す」とは自然に起こるものであるが、積極的行為として頑張って手放そうとして、いつしか「手放さなければならない」に変換されて新たなビリーフシステムを構築してしまうから

 

じゃあ、一体どうしたらいいの?

どうしたら自然に手放されていくの?

 

この疑問については次回お話ししたいと思います。

 

かんながら

 

 

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