無為自然

こんにちは、

CS60代々木上原 三六九堂の志岐です。

 

昨日は、

 

「やらなきゃ」

「やるべき」

「やらねば」

 

という思考はスルーして、

 

「やろう」

 

が起こるまでじっと待つ

 

というお話をしましたが、

 

 

真実は、

 

あなた自身が

何かしようと

何もしなくても

 

物事は勝手に起こります。

 

 

？？？

意味わかりませんよね？笑

 

 

この言葉の意味を

頭で理解しようとしても

何にもなりません。

 

 

体感的理解があって

初めて「気づき」となります。

 

 

では、体感を得るための

ちょっとした実験をしてみましょう。

 

 

必ず実際にやってみてください。

 

お願いですから

頭だけでわかった気にならないでください。

 

そんな知識はただのゴミですから笑

 

 

それではまずは試しに

 

「耳をつまんで回してください」

 

 

 

 

どうですか？

上手くできましたか？

 

 

では質問します。

 

あなたは片耳回しましたか？

それとも両耳ですか？

 

 

耳のどこをつまみましたか？

上？

真ん中？

耳たぶ？

 

 

何回回しましたか？

１回？

２回？

それ以上？（覚えてない？）

 

 

いかがですしょうか？

 

別にこの回答で性格が分かるなんて

ゲームじゃありません笑

 

 

問題は、

 

あなた自身が「耳をつまんで回す」という一連の動作を、どれだけ意識してやっていましたかー？

 

ということです。

 

 

何の細かいルールも決めていないのに、

 

「左手の人差し指と親指で耳たぶを軽くつまんで前回しで10回やってみよう」

 

なんてやった人は一人もいないはずです。

 

 

この行為をよ〜くよ〜く観察すると、

 

「勝手に身体が動いていて、私自身はその一連の動作に、何一つ関わっていない」

 

ということに気づきます。

 

 

これは日頃、

「私自身がやってる」

と思い込んでやっている行為も、

実際は身体が自動的に勝手にやっているのであって、「私」はそれをただ「見ているだけ」にすぎない、ということです。

 

 

そしてこれは

「思考」も同じです。

 

 

「私が考えている」という

完全なる思い込みであって、実際には「私」は何一つそこに関わっていません。

 

勝手に思考が起こっているのです。

 

 

 

私のアイドル「老子」は言います。

 

「私がやっている」という思い込みを打ち破り、行動や思考が自然に湧き出るままに任せるという境地に到達しなさい、と。

 

この時「私」は映画のスクリーンを眺めるただの観客となり、人生ドラマが勝手に為されていくのです。

 

 

この境地を老子は、

 

「無為自然」

 

と呼びました、とさ。

 

 

ということで今日も一日

起きるがままに任せて生きましょう！

 

かんながら