風邪を引いた時の注意点

おはようございます。

 

渋谷区代々木上原東口徒歩３分、鍼灸整体 三六九堂の志岐です。

 

インフルエンザが猛威を奮っておりますが、皆さまは大丈夫でしょうか？

 

インフルエンザに限らず、風邪を引いて高熱を出して寝込むような状態になると、

食欲も一気に落ちますよね。

 

私が子どもの時などは、「風邪と戦うためにしっかり栄養を摂らなきゃだめよ」

とか「薬を飲むためにちょっとでも胃に何かを入れておいたほうがいいよ」

なんて言われて、おかゆや果物を無理やり食べさせられたりしたものです。

 

今でもこのことに何の疑問も持たずに、がんばって食べることを心がけている方も

多いと思います。

 

ですが一番最速で風邪から復活するために必要なことは、

「食べない」ということです。

 

驚かれる方もいるかもしれませんが、

風邪を引いた時に最も必要なことは、発熱して免疫力を高めて

細菌やウイルスと闘うことに限りある全てのエネルギーを注ぐことです。

 

そんな時に無理して何かを食べると、エネルギーが消化に使われてしまって

細菌やウイルスと闘う力が落ちてしまうのです。

 

犬や猫などのペットも病気になった時は、

まったく食事を受け付けないですよね。

 

まして病院や薬のない野生の動物は、ケガや病気になった時は

ひたすら地べたに寝そべって、地球の大地からマイナス電子を吸収して

回復するのをじっと待っているのです。

 

自分のからだが「食べたくない」と感じているのは、

自然治癒力の働きなのです。

 

ですからお子さまなどにも、無理に食べさせず、

水分と塩分の補給だけは気をつけて、

あとは温かくしてゆっくり休ませて回復を待ちましょう。

 

闘いが終われば、またすぐに食欲は自然と湧いてきます。

そこで疲れたからだにしっかり栄養を与えてあげてくださいね。

 

それでは今日も一日元気にお過ごしください。