風呂キャンセル界隈の皆さまへ

こんにちは。
CS60代々木上原 三六九堂の志岐です。


今回のテーマは「暑くなるほど入浴が必要なワケ」です。

「え、夏はシャワーだけで十分じゃないの？」って思いましたか？ 
実は、暑い時期だからこそ、湯船に浸かることには、
私たちの健康にとって見逃せないたくさんのメリットがあるんです。


＜「風呂キャンセル界隈」って言葉、知ってますか？＞

最近SNSなどで見かけるようになった「風呂キャンセル界隈」という言葉。
皆さんは聞いたことがありますか？ 

どうやら、疲れていたり、面倒だったり、あるいは「誰にも会わないからいいや」
なんて理由で、夜のお風呂（特に湯船に浸かること）をパスしてしまう人たちのことを指すようです。

「私もつい…」なんて、ドキッとした人もいるかもしれませんね。


＜Z世代の「風呂キャンセル」事情について＞

この「風呂キャンセル」の傾向は、
特にZ世代と呼ばれる若い世代に見られるという話もあります。

いくつかのアンケート調査を見てみると、興味深いデータが出ています。

ある調査では、大学生の約半数が「風呂キャンすることがある」と回答しており、
その理由として「めんどくさい」「次の日予定がない」「疲れている」といった
意見が多く挙がっています。

また、3割弱の大学生が2日連続で24時間以上お風呂やシャワーに入らないことがあるという
衝撃的なデータも！

さらに、「浴槽の準備が面倒」「水道光熱費がもったいない」といった理由で、
日常的に浴槽を使わない人も増えているようです。

リモートワークの普及も、
「人に会わないから入浴しない」という傾向に拍車をかけているのかもしれません。
もちろん、それぞれのライフスタイルや考え方があるので、
お風呂の入り方は個人の自由です。

でも、もし%name%さんが「風呂キャンセル界隈」の一員になりつつあるなら、
知っておいてほしいことがあるんです。

それは、シャワーだけでは得られない、湯船に浸かることの驚くべき健康効果についてです。

特に、これから暑くなる季節こそ、意識して湯船に浸かることが、
夏バテを予防したり、体調を整えたりするためにとっても大切になってきます！

では、具体的に湯船に浸かることには、どんなスゴイ健康効果があるのでしょうか？ 
ここでは、3つの視点からご紹介します。


＜その１内臓機能向上：冷えと代謝ダウンを湯船で対策＞

湯船にゆっくり浸かると、体が芯から温まりますよね。
この「温熱効果」は、実は私たちの内臓機能に良い影響を与えます。

体が温まることで血行が促進され、
胃腸をはじめとする内臓への血液供給が増えます。

これにより、内臓の働きが活発になり、消化吸収の効率がアップしたり、
老廃物の排出がスムーズになったりといった効果が期待できます。

ここで注目したいのが、夏の季節特有の体の変化です。

外気温が上がると、私たちの体は体温を維持するためにエネルギーを使う必要が減ります。
そのため、基礎代謝が低下しやすく、内臓機能も全体的に働きが鈍くなりがちです。

さらに、冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎると、内臓が直接冷えてしまい、
機能低下に拍車がかかることも。

湯船に浸かって体を内側から温めることは、このような夏の隠れた代謝ダウンを食い止め、
内臓の働きを活発に保つために非常に重要になります。

血行促進によって内臓に必要な酸素や栄養がしっかりと届けられ、
本来の働きを取り戻すサポートをしてくれるのです。

夏バテ予防や胃腸の不調改善に繋がるのは、この温熱効果のおかげと言えるでしょう。

さらに、体が温まることで副交感神経が優位になり、リラックス効果も高まります。

自律神経のバランスが整うことで、
内臓の働きもよりスムーズになるという良い循環が生まれます。

シャワーだけでは体の表面しか温まりにくいため、
内臓の機能向上という点では湯船に軍配が上がります。


＜その２ 水圧による老廃物の排出：体のポンプ機能でデトックス！＞

湯船に首まで浸かると、体に「水圧」がかかります。
この水圧、実は私たちの体にとって良い刺激になるんです！

特に、下半身にかかる水圧は、足に溜まりがちな静脈血やリンパ液を心臓に戻すのを助ける
ポンプのような役割を果たしてくれます。

これにより、全身の血行が促進され、
体内の老廃物や疲労物質が尿として効率的に排出されやすくなります。
入浴後にトイレに行きたくなるのはこのためで、汗よりも重要なポイント！
むくみの解消にも効果が期待できるのは、この水圧作用のおかげです。

また夏は、冷房などで体が冷えやすく、血行が悪くなりがちです。
水圧による適度な負荷は、血行を改善し、
夏のだるさや疲労感の軽減に繋がりますよ！


＜その３ アーシング効果：地球と繋がって心身をリフレッシュ！＞

湯船に浸かることには「アーシング効果」もあります。
アーシングとは、裸足で地面に立ったりして、体の電気を地球に逃がすこと。

現代社会では、様々な電化製品に囲まれて生活しているため、
私たちは気づかないうちに体内に電気が溜まりやすいと言われています。

お風呂のお湯は、水道管を通じて地面と繋がっています。

湯船に浸かることで、体に溜まった不要な電気がお湯を通じて地面に放出され、
体内の電気的なバランスが整うと考えられています。

体内の電気的なバランスが整うと、自律神経の安定やリラックス効果、
睡眠の質の向上などが期待できます。

科学的に完全に証明されているわけではありませんが、
温泉や大自然の中でリラックスできる感覚と通じるものがあるかもしれませんね。

シャワーだけでは、このアーシング効果はほとんど期待できません。

湯船にゆっくり浸かる時間は、心身をリフレッシュし、
地球のエネルギーと繋がるための大切な時間とも言えるでしょう。


＜まとめ＞

「風呂キャンセル界隈」なんて言葉があるくらい、お風呂を面倒に感じることもあるかもしれません。
特に暑い夏は、シャワーでサッと済ませたい気持ちになるのもよく分かります。

でも、湯船に浸かることには、夏の代謝ダウンを防ぎ内臓機能を向上させる効果、
水圧による老廃物の排出、そしてアーシング効果といった、
シャワーだけでは得られない、私たちの健康にとって非常に重要なメリットが
たくさんあります。

今年の夏は、「風呂キャンセル界隈」を卒業して、湯船に浸かる習慣を身につけてみませんか？ 

きっと、夏バテ知らずの、健やかな毎日を送れるはずですよ！

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます！

どうかごきげんな一日をお過ごしください。

かんながら

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